2013年12月26日

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題


さて、いよいよ今年最後の月一症例です。(頑張りました。いよ!)
こちらは実際に当院に来て頂いている患者様です。(許可頂いております。)



【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題



~いつもの日常で突然現れる「事故」~

油断一瞬怪我一生(こんなんだっけな?)とはよく出来た言葉でどんなに気を使っていても誰にだって起こる可能性があるのが「事故」です。
交通事故、職場での事故、スポーツでの事故…。
何気ない日常で突然起こるこの不幸は加害者であれ被害者であれ キツク心と体にダメージを受けてしまいます。




今回協力して下さった患者様は職場で事故をされました。

事故自体は大変大きく肘関節周辺の骨の複雑骨折が最初の問題でした。
整形外科で固定手術を受けられたのですがギブスを外しリハビリをしても可動域が戻らず日常生活の動作(顔を洗うのに手が届かない)など色々悩まれておられましたが、当院で施術少しづつですが症状の改善がありました。





①『当院にこられた症状』

【事故後、リハビリが終わっても肘が曲がらない問題】



①肘が曲がらない!!

要約すると…。
事故後の手術を受ける→ギブスが外れる→リハビリ→肘を動かす動きに制限がかかり肘がしっかりと曲がらない!


②日常で起きる不安

お話をお伺いすると一番困ったのは【洗顔】だそうです。
・肘が曲がりきらず顔を寄せないと洗えない不便さがあります。
・その他にも仕事や生活、事故の再発や将来的な不安などこういった大きな怪我をされると色々な不安が頭を過ぎります。

※今回は肘のケースですが、この様に当院にこられる事故後のリハビリが終わった後に残る症状で悩まれる患者様は沢山おられます。
疲労骨折、変形性の骨の問題、膝や股関節の人口骨頭を入れられた手術後の不具合、ムチウチ、ヘルニアの手術後の痛みなど数を上げればキリが無い程沢山の患者様が来院されます。



では、カイロプラクティックはどういった見解をして、どういったアプローチをする事によってこの問題を改善させるのか??

今日は少しそういった部分にフォーカスを当ててみたいと思います。









②『肘が曲がらないって何で??』



【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題


まず、モデルのお姉さんをよく見て下さい。





美人…。ではなく注目すべきは肘の方ですよ。笑




普段から「肘」に対して意識したことはありますか?
何気なく勝手に動くこの「肘」も解剖学の目線から見れば少し変わった面白い関節なんです。
そしてこの「肘」の構造を把握出来る事によって正しい答えが導いてこれるのです。


肘の動きは全部で4つ!

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題



肘は…。
・曲げる
・伸ばす


以外にも…。

肘を90°に曲げると解りやすいのですが
・回内(親指側に指を回す動き)
・回外(小指側に手のひらを返す動き)


といった正常な動きがあります。



肘の動く角度を把握する!!

先ほどの4つの動きにはそれぞれ平均的な動かせる角度があります。

・曲げる 145°
・伸ばす 005°
・回内  90°
・回外  90°


解剖学的に肘の仕組みを覚える!!


少し割愛させて頂きますが…。

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題



3本の骨で構成される肘の関節はその周りに多くの靭帯と滑液包が存在し、その周囲を筋肉や神経が並走して一つの肘の関節として出来上がってます。



色々少しややこしい話をしましたが…。

一つ「肘」といっても骨の形、関節の動き、筋肉のつき方など細かく分析する事ができます。

そしてそれらが全て正常な活動を起こす事によって始めて「動き」として実現するのです。





③『事故後リハビリが終わっても上手く動かせない肘はどうやって改善させる??』

何故動きが悪くなるか原因は解りましたでしょうか?
次は、これらの症状を一体どうやって改善、回復させるかが問題になってきます。

患者様は常に努力をしております。
色々な病院で診察を受け、言われる様に努力してきたのですが中々ゴールが見えない状態なのです。


ここで書く分は必ずと言う訳ではありませんのでご了承下さいね。(環境での問題、脳の問題、生まれつきの問題、その他整形外科、生理学的な問題もあります)


では、実際にカイロプラクティックがどうやって治すか今回モデルになって頂いた患者様のケースでご説明しましょう。


【原因を特定する】

肘の動きの問題が起こる原因を特定します。
コンプライアンスもありますので少々省きますが、この患者様の場合は
・肘の動きの制限がある(腕尺関節の可動域制限、肘の滑液包辺に手術痕があり運動制限が起こっている)
・筋力の低下、拘縮が色々な部分でみられる。

この様な問題が確認出来ました。


※今回は特別に実際の検査・矯正をお見せします。


・毎回の肘の可動域の測定

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題




・関節マニュピレーション(関節操作)

【月一症例 13年12月】事故後リハビリが終わったのに上手く体を動かせない問題



実際の施術はこんな感じでしっかりと一人一人何が原因で問題を起こしているか観察する事によって問題を改善させることが出来ます。



まだまだ経過を観察する必要がありますが、最初74°の可動域が三回目の施術で94°まで曲がるようになりかなり生活面では楽になられた様です。





【質問】

<先生、どうせ元の状態には戻らないんでしょ?>

確かにカイロプラクティックがいくら有効的であるとはいえ この手術後の関節の運動障害にはどうしても限りがあることも確かです…。




でも聞いて下さい。
いいですか?







当ライフスタイルカイロプラクティックは超一流なのです!(2月振り、9回目)キリッ




こういったリハビリの期間が終わった患者様にとって、残った運動の障害は私生活においてかなりのストレスになります。
筋肉、関節、神経、骨、滑液など様々な方面からアプローチの出来るカイロプラクティックは大きな可能性が秘めてます。
現にこれまで沢山の術後の患者様が大きく改善されてきました。
動きの質、筋肉の運動の回復など様々な視点から患者様の気持ちに立って指導出来るカイロプラクティックは有効的であるはずです!


是非この機会に…。
「私も一度試してみようかなぁ・・・?」とお考えの方は一度カイロプラクティックを(出来れば当院を!!)試してみてはいかがでしょうか?
1回ないし2.3回で本当に大きく効果が現れると実感しております!





当院自慢の実際に来て頂いた患者様の生の声のページです↓(クリックして是非ご覧下さいね^^)


>>「リハビリと並行して通わせてもらおうと思います。」


>>「一度診て頂いただけで痛みもほぼとれて驚きました。」












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でわ('∀`)

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この記事へのコメント
角度が大分良くなってきてるみたいで何よりですね!
Posted by うさずきん at 2013年12月28日 00:25
うさずきんさん

あけましておめでとうございます('∀`)
ゆっくり休めましたか??
そうなんです^^
患者様動きの角度が増えて大分喜んでくれました☆
今年も沢山喜んでもらえる治療が出来る様に頑張っていきたいです!
Posted by LSCカイロ院長の「林」です。LSCカイロ院長の「林」です。 at 2014年01月06日 11:41
 
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